【吉祥寺】白くて大きなお尻を斜めに振って…土曜の午後の一人遊び(由比)

2025-02-04

彼氏と別れて5年。もう恋愛なんて諦めていた。生身の人間とは、もう関わりたくない。どうして私はいつもダメな男ばかり好きになってしまうのだろう。

昔から男運が悪かった。金銭感覚が合わなかったり、女癖が悪かったり…。でも、最後の彼、拓海だけは違った。少なくとも、性行為は最高だった。毎回ねっとり焦らしてから気持ちよくしてくれる。

拓海の囁きが耳元で蘇る。

『すげーな、白くて大きなケツを斜めに振って、その角度が好きなのか? やらしい女だな』

頬が熱くなる。言葉責めも最高だった。

今は寂しくてたまらない。そこでちょっとした冒険してみることにした。

「お届け物でーす!」

次の土曜日、ついに理想の彼がやってきた。宅配便を受け取るとき、心臓が高鳴り、お兄さんの顔を直視できなかった。吉祥寺のこのあたりを担当している佐藤さん。短髪でシュッとした体型、きっと学生時代は体育会系だったのだろう。中身は絶対バレないとはわかっている。ただ、羊飼いが子羊を抱えると重さをピタリと当てられるように、佐藤さんも箱の重さで中身を当てられるとしたら……?

カッと顔が熱くなった。

「えっと、これ、202号室の桜井さんで合ってますよね?」

「あっ、ですです……ありがとうございます……」

笑顔の佐藤さんと目を合わせず、慌てて受け取ると、すぐさま玄関のドアを閉めた。いつもは掛けないチェーンも掛けて、やっとほっとする。

リビングのテーブルで、いそいそとパッケージを開ける。

そこに鎮座していたのは、ピンク色でつるつるして、うっとり目を細めてしまうほどの曲線を描く「彼」。触れてみると、外側はぷにっと柔らかいのに、芯はしっかりとしているのも好みだ。

期待と不安が入り混じる中、まずはおかずを探す。

ある動画が目に留まった。アラサーの女性が、私のと似たようなディルドをうっとりと眺めている。ショートボブのきりっとした髪型にスレンダーな体型は、まるで鏡で見ているように自分そっくりだった。

動画の中の彼女は、ゆっくりとシャツを脱ぎ、下着一枚になった。髪をかきあげる仕草が色っぽい。最初はやわらかそうだった小ぶりの乳首が、いまや硬くなっていた。

彼女はディルドを口に含むと、唾液をまぶすように舐めはじめた。

それをリビングの椅子に固定すると、白いレースのショーツをずらしてまたがった。柔らかな円を描いてなじませながら、

「ああ…」

小さく吐息を漏らす。

私も同じようにディルドを椅子に固定すると、部屋着のワンピースをまくり、同じようにショーツをずらして潤った秘所にあてがう。

ぬちゃっと音がして、そこはもう十分に潤っていて、無意識のうちに、腰を落とそうとしてしまう。

彼女はディルドをじっくり馴染ませているというのに。

『由比、もう挿れたいのか?』

『んんっ、違うの! あそこが勝手に……!』

拓海との会話が思い起こされ、また熱くなる。お尻をツンと上げると、ねっとりとした糸が引いた。

動画の彼女は、ディルドに敏感な部分を強くこすりつけている。

私も動画を食い入るように見ながら、同じ部分を何度もこすりつけてみる。ぬるぬるした柔らかいディルドは、唇で吸い付かれているようなタッチに、拓海のねっとりとした愛撫を思い起こさせた。

画面の中では、真っ赤にネイルした指が一つ、また一つと無毛の秘所に吸い込まれくらくらする。私も秘所を開き、大きなディルドを受け入れる準備をする。もちもちのディルドに、指で拡げた敏感な部分をこすりつけながら。

ズン! 

いきなり、動画の彼女は腰を落とした。

めくれ上がる秘所から、グポッグポッと卑猥な音を立てながら愛液を飛び散らせている。真っ赤なネイルは胸を揉みしだきはじめて、口はめくれて半開きだ。

彼女の自我を解き放った激しい自慰に感化される。

「拓海、来て……」

元彼の名前を呟きながら、私もゆっくりと押し込んでいく。もっと奥、一番奥まで。

「えっ!?」

思わぬ刺激に、お尻が跳ね上がる。

「やだっ!」

激しすぎる律動。

「何これっ!」

ディルドにはピストンのような振動機能がついていたのだ。

「ああんっ、だめえっ…拓海っ…!」

快感に翻弄される体。腰が勝手に前後左右に動かされている。

『だめって、ギュウギュウに締めつけてるのは由比だろ?』

拓海の声が頭の中でこだまする。もう止められない。

画面の彼女も私と同じように腰を振っている。

「オッ、オッ、オッ、オッ!」

整った顔立ちからは想像つかない獣じみた喘ぎ声。

まるでグループセックス。他人のセックスを覗き見しながら、バイブでかき回されているような背徳感に、中の熱もぐんぐん高まっていく。

「オウゥーンッ!」

ついに彼女は限界を迎えた。それに感電したかのように、ビクビクッと私の全身を波が駆け抜ける。声も出せないほどの深い快感だった。

拓海が褒めてくれたように、ハイテクなディルドもきつい雑巾絞りされたのだろうか。いつのまにか振動は止まっていた。椅子の背もたれを抱きかかえ、ぐったりしていると、

「毎度ありがとうございまーす!」

マンションの住人とすれ違ったのか、階下から佐藤さんの声がして飛び上がる。

カーテンがほんの数センチ開いているところから、夕闇のなかを走り去るトラックの幌が見えた。

次のひとり遊び、おかずは佐藤さんと拓海との3P? そんな想像して、また濡らしてしまう私がいた。