【六本木】まるで裸ペイント。そのEカップはジム中の目に視姦されていた(鉛筆ちゃん)

六本木のジムで冬香さんに再会した日のことを、今でもはっきりと覚えている。彼女の引き締まった体はやはり魅力的で、短いショーツが汗で体にぴったりと張り付いていた。まるで裸にウェアの絵をペイントしたような妖しい魅力に、ジムにいる男性陣の目が無遠慮に集中している。そんな周囲を気にも留めず、トレーニングに励む彼女の後を、私は護衛するような気持ちでこっそりついて回った。
冬香さんは激しいトレーニングを終え、ランニングマシンで走っていた。汗でびしょ濡れになったトップスから、Eカップはありそうな完璧な胸の形がくっきりと浮かび上がり、跳ね回るボールのように揺らしていた。それを隣のマシンでのろのろと歩きながら、ただ見とれてしまう。
ふと目が合うと、冬香さんは微笑んでくれた。彼女はマシンから降り、タオルを首に掛けると、立ったままじっと私を見つめてくる。横目で伺うと、その目は咎めているのでは決してなく、明らかな好意を示してドギマギした。思わせぶりな目をして、ロッカールームへと消えていく彼女。
私はそっとマシンを止め、彼女を追いかけた。ロッカールームに入るとシャワーの音。緊張しながらもシャワー室をのぞく。
冬香さんは全裸でシャワーを浴びていた。Eカップはありそうな豊かな胸のてっぺんが、すねた唇のように突き出て誘惑している。彼女が振り返ると、その突起もぷるんと振り向いた。冬香さんは私を見つめながら、小さくおいでおいでをした。
ふらふらと私もシャワーに打たれにいく。
「ウェアが濡れちゃうじゃない」
冬香さんは私のウェアをゆっくりと脱がせた。みるみるうちに濡れたウエアは、くちゃくちゃして脱ぎづらくてもどかしい。ショーツを下ろすとき恥ずかしい音がしたような気がして、顔を赤らめてしまう。急いで脱ぎ切って、シャワーに打たれると、私の小さな膨らみも硬さが増していく。
「あっ…」
突然、乳首に舌が巻き付いた。期待どおりになった驚きと快感で、私は棒立ちになるしかなかった。
「鉛筆の消しゴムみたいに固くなってるよ」
冬香さんの乳首も消しゴムみたい。私の乳首を絡め取り、吸うたびに、冬香さんの乳首がお腹や腕をかすめて声が出そうだった。
私は冬香さんのお尻を掴むと、無毛の秘部に、ヘアリーな自分の秘部に強く押し付けた。冬香さんは楽器を奏でるように穏やかなリズムで腰を動かし始め、私も伴奏する。
匂いも質感も異なるふたりの蜜が、熱でゆっくりと溶けて混ざり合っていく快感は、女子校時代に付き合っていた子とのそれよりも、数段上だった。私たちは息を切らしながら、お互いの一番気持ちいいところを探り合った。
1オクターブ高い喘ぎ声が漏れ出る。先に声を発したのは、冬香さんだった。私のつたない愛撫でこんなに感じてくれるなんて…。かわいい人。その声をキスで封じて仕上げに入る。冬香さんの蕾が花開くまで、あそこを押し付けてなぶってとろけさせてあげる。
彼女もそれに応えて、お互いありったけの愛を注ぎあう。
「きゃんっ!」
子犬のような声を上げて、白い喉首を見せながらのけぞると、ビクビクッとして激しいオーガズムが彼女を襲った。一呼吸遅れて、私もフィッシュを迎えた。余韻に浸りながらシャワーに打たれ、しばらく彼女の肩にもたれる。そっと冬香さんを見ると、濡れたまつげをしばたたかせ、頬は妖しく蒸気している。狂おしいほど淫らだった。
誰かがロッカールームに入ってくる気配に、冬香さんは出しっぱなしだったシャワーを止めた。
私のびしょ濡れになったウェアを拾い上げて、髪をかきあげると、余裕たっぷりを装う。
「鉛筆ちゃん、次はもっといいことしてあげる」
胸を揺らしながら先にシャワー室を出て行く冬香さん。まるで自分が主導権を握っていたかのような振る舞いにおかしくなる。先に果てたのは冬香さんのほうなのに。
冬香さんとの再会を心待ちにしながら、私は今日もジムに通うのだった。