【世田谷】80代で性的に開花…? 56歳の私もまだまだ素敵でいられるかも(恵子)

2025-02-04

つい先日、56歳になりました。四捨五入すれば還暦です。世田谷の持ち家で主人と二人、何の不自由もなく暮らす私ですが、年齢を重ねるごとに、少しずつ不安を覚えるようになりました。そんなある朝、いつものようにキッチンで家事をしながらラジオの人生相談を聞いておりましたところ、耳にしたのは思いがけない希望の声でした。

朝の11時。そっとイヤホンを耳に差し込みます。この番組は、時に赤面してしまうようなお話も飛び出しますので、日中は家に誰もおりませんが、何となく恥ずかしくてこっそり聞いています。本日の相談者は80代のご婦人。その声が妙に張りがあり、どこか艶を感じさせるものでした。

「若いツバメが〜、ウフフフフ」

その瞬間、私は思わず耳を疑いました。若いツバメとは、年上の女性と親しくお付き合いする若い男性のことを指します。

80代にして、新たな喜びを見つけたご相談者。そのお声を聞きながら、私ははっといたしました。年齢を重ねても、情熱を持ち続けることはできるのだと。そのお姿が、むしろとても前向きなものに感じられたのです。

番組が終わり、旧ツイッターのXをのぞいてみました。Xは遅ればせながら最近やり方を覚えて、ときどきのぞいているのですが、同じ番組を聞いていた方々が、驚きと共感の声を次々に寄せていました。

鏡に映る私の姿。頬のしみや小じわが気になり始めたのは、つい最近のこと。これからさらに年を重ねれば、体型も変わり、自信を失ってしまうのではないか。そんな思いが胸をよぎります。しかし、今日の番組が私に新しい視点を与えてくれました。

年齢を重ねた女性にも、その魅力を感じてくださる方がいる。外見の若々しさだけではなく、人生の積み重ねや、深みを増した内面に惹かれる方もいるのかもしれません。では、80代の私はどんな気持ちになっているのでしょうか。それは、今の私には想像もつきません。

若い頃には考えもしなかった感情が、ふと芽生えることもあるのかもしれません。変化する自分の姿を受け入れながら、新たな楽しみを見つける方もいるのでしょう。その「未知の世界」に、そっと足を踏み入れてみたくなります。

特に大人の女性の魅力を描いた映像作品で、年齢を重ねた女性が持つ美しさや、人生の豊かさを表現したものには、意外にも奥深いものがあります。そこには、先人たちが見つけた人生の楽しみ方が映し出されているのかもしれません。

未知の世界に触れる。その瞬間の高揚感。人生の後半には、まだまだ面白いことが待っているのではないでしょうか。80代になったとき、「私、まだまだ素敵でいられるわ」と思えるように、今からさまざまなことを吸収しておきたいものです。

一度きりの人生。最後の一瞬まで、心豊かに楽しみたいものですね。そう思うと、老いることへの恐れが、すこし和らいでいくように感じられます。